親子の面会巡り、紛争増加 離婚・別居、法制度不備など影響

お気に入りに登録
※写真クリックで拡大表示します

 離婚や別居によって離れて暮らす親と子が会う「面会交流」を巡る紛争が、秋田県内で増えている。秋田家庭裁判所によると、2007年と比べ、調停の件数はこの10年間で最大2・2倍、審判の件数も最大5倍に増加。全国的にも増える傾向にあり、少子化や法制度の不備などにより親同士の対立が生じやすくなっていることが要因とみられる。

 面会交流は、離れて暮らす親と子が▽会って話をする▽一緒に遊ぶ▽電話や手紙を交わす―などの方法で定期的かつ継続的に触れ合う機会のことで、父母が話し合いで回数や時間などの条件を定めることが多い。話がまとまらなければ、家裁に調停や審判を申し立てることができる。

 家裁総務課などによると、県内での面会交流を巡る調停は07年に38件だったが、15年には84件まで増加。昨年は68件だった。全国では昨年、1万3161件に上り、10年前の07年から倍増した。

(全文 1245 文字 / 残り 864 文字)