最大瞬間風速、八森で37・7メートル 台風21号

お気に入りに登録
※写真クリックで拡大表示します
強風で倒壊した小屋=4日午後8時50分ごろ、にかほ市象潟町
強風で倒壊した小屋=4日午後8時50分ごろ、にかほ市象潟町

 台風21号は4日夜、秋田県沖を北上し、県内は激しい雨と暴風に見舞われた。4日は台風接近に伴い、避難所を開設する動きが相次ぎ、にかほ市や秋田市では住民が自主避難した。授業や部活動を切り上げる学校も目立ち、県民生活への影響が広がった。

 秋田地方気象台によると、午後11時半現在の最大瞬間風速は、八峰町八森37.7メートル(観測史上最大)、にかほ市32.4メートル(9月の観測史上最大)、男鹿市30.7メートル(同)、秋田市29.7メートルなど。

 にかほ市象潟町では木造の小屋が倒壊。強風の影響とみられ、周囲に木片などが散乱した。

 東北電力秋田支社によると、午後9時までに鹿角、大仙、美郷の3市町の計1426戸で停電が発生した。

 一部の市町村は、日中から避難所を開設。にかほ市の金浦公民館には午後8時時点で近隣住民11人が避難し、毛布や食事を持参して過ごした。秋田市では、午後6時時点で9人が中央市民サービスセンターなど4カ所に自主避難した。

 県教育庁によると、大仙、横手、湯沢、東成瀬の4市村では、県立横手清陵学院中を除く小中学校74校で午後の授業を取りやめ、給食後に児童生徒を帰宅させた。八郎潟、にかほ、仙北、羽後の4市町の計26校、由利本荘市の一部でも部活動を中止したり、下校時間を早めたりした。

(全文 1185 文字 / 残り 636 文字)