静と動の美(1)瀧図・部分 高野山金剛峯寺蔵

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【瀧図(部分)】雲肌麻紙、天然岩絵の具、胡粉 185・5~367・0×2590・6センチ 高野山金剛峯寺蔵 2018年
【瀧図(部分)】雲肌麻紙、天然岩絵の具、胡粉 185・5~367・0×2590・6センチ 高野山金剛峯寺蔵 2018年

 千住博展が22日から11月4日まで、秋田市中通の市立千秋美術館と県立美術館で開かれる。高野山金剛峯寺(こんごうぶじ)の大主殿に納める新たな襖絵(ふすまえ)「断崖図」「瀧(たき)図」など、千住博さんが画業四十余年の集大成と位置付ける障壁画を奉納に先駆けて公開する。初期作品や2015年ベネチア・ビエンナーレ出品作「龍神Ⅰ、Ⅱ」も並ぶ。千秋美術館の米山茉未学芸員が5回にわたって展示作品を紹介する。

 ◇  ◇

 千住博の代名詞は「瀧」。1995年に第46回ベネチア・ビエンナーレで発表した「ザ・フォール」では、東洋人初の名誉賞を受賞した。それから23年千住自身が「これ以上の瀧は描けない」と語る渾身(こんしん)の「瀧図」は、2020年に高野山金剛峯寺に奉納される。

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