山王「タカラヤ」来年3月閉店 店主「誰か継いで!」

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店の後継者を探している店主の近藤さん

 多彩な地酒と料理で人気を集める秋田市山王の居酒屋「タカラヤ」が来年3月末で閉店する。店主の近藤雅茂(まさとほ)さん(39)が、1人暮らしの母親を心配し出身地の香川県に帰るためだ。ただ、常連客からは店を存続させてほしいとの声が強く、近藤さんは店を継いでくれる人を探している。

 店内は、県内の木材業者から譲り受けたスギが壁などに使われ、落ち着いた雰囲気が漂う。ドリンクメニューは日本酒や焼酎などが約200種類あり、料理はスダチの汁を使った締めさばや新鮮な豚レバーなど、こだわりの品を提供している。

 昨秋、近藤さんの父親が亡くなり母親が1人暮らしになった。男性従業員も潟上市の実家で家業を手伝うことになったため、閉店を決めた。

 店は100万円ほどで譲渡する。設備、食器は一部を除いて譲り、レシピや経営ノウハウも教える。「できれば既に店を持っている人ではなく、初めて店を持つ人に譲りたい」との考え。店名の変更は後継者に任せるという。

 問い合わせは同店TEL018・838・0646

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