東欧の地上イージス(3)ルーマニア ミサイルの誘爆も想定

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デッキハウスの脇で避雷針に囲まれて立つ迎撃ミサイル発射装置(左)
デッキハウスの脇で避雷針に囲まれて立つ迎撃ミサイル発射装置(左)

【ルーマニア・デベセル基地(3)】

 ルーマニア南部のデベセル基地にある米軍の地上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」(地上イージス)。その外周の砂利道を米軍の車で走りながら、広報担当者から施設について説明を受けた。

 東西約1キロ、南北約300メートルの地上イージス基地敷地の西端にレーダーなどを備えるデッキハウスがあり、中央から東側にミサイル発射装置3基が立つ。この無機質な箱の中に、迎撃ミサイルSM3が8発ずつ計24発装填(そうてん)されている。

 各発射装置は、それよりもはるかに高い何本もの柱で囲われていた。「それらは避雷針だ。万が一、ミサイルに雷が落ちたら大変なことになるからね」。誘爆を避けるための措置とのことだった。不測の事態に備え、基地内には消防車両も常時待機している。

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