東欧の地上イージス(6)ルーマニア リスクの検証置き去り

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井戸で水をくむ男性。水道は自宅まで通らなかった=デベセル村
井戸で水をくむ男性。水道は自宅まで通らなかった=デベセル村

【ルーマニア・デベセル村(下)】

 米軍の地上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」(地上イージス)があるルーマニア南部のデベセル村では、道路や水道といったインフラ整備の恩恵から配備を歓迎している村民が多い。彼らは、地上イージスのレーダーが発する電波の影響や、敵の標的になり得るリスクをどのように捉えているのだろうか。

 村中心部の道端でグループで談笑していた女性(81)に尋ねてみると「だから何なのよ。戦争になればどっちみち死ぬんだから」と笑われた。別の女性(33)も「米軍が来てインフラが整った。今のところ怖いことなんてない」と話した。

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