県産こまち上場、期待と不安交錯 コメ先物、22日取引開始

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 コメの先物市場を運営する大阪堂島商品取引所(大阪市)で、秋田県産あきたこまちの取引が22日に始まる。単一銘柄の上場は2016年の新潟県産コシヒカリ以来となる。県内関係者からは、新たな売り先になると歓迎の声が上がる一方、投機目的の取引で価格が乱高下し、県産こまちの現物市場が影響を受けることを懸念する意見も聞かれる。

 コメの先物取引は、将来のある決まった期日に一定の価格で売買することを約束する仕組み。生産者にとっては、早期に契約を結ぶことで米価の変動を心配せずコメ作りできるメリットがある。

 ただ、取引に参加するには運送費や取次会社への手数料などを負担する必要がある。また先物取引には、差益を得ることが目的の一般投資家も参加する。このため、実際の需給とは懸け離れた値動きをして、結果的に生産者の経営が不安定になるとの意見もある。

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