吉田輝星会見全文:日の丸背負い勝てるピッチャーに

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記者会見する吉田投手
記者会見する吉田投手

 吉田輝星投手 本日はお忙しい中、私個人の進路に関する記者会見にお集まりいただき、ありがとうございます。秋田県立金足農業高等学校野球部3年の吉田輝星と申します。甲子園が終わってから、たくさんの方々と話し合い、本日午前、プロ野球志望届を提出いたしました。本日はどうかよろしくお願いいたします。

 ―最終的に志望届の提出を決断した時期は。
 吉田 国体が終わって秋田に戻り、(中泉一豊)監督や(久米信彦)部長、(渡辺勉)校長、両親と話し合って、4日に決めた。

 ―決断の決め手は。
 吉田 甲子園や国体といった全国の舞台で力を発揮でき、チームとして勝てたことが自信につながり、決断に至った。

 ―決断に対して両親の反応は。
 吉田 自分が強い意思を持っているならそれを尊重すると言われた。

 ―プロを本格的に意識するようになったのはいつ。
 吉田 国体から帰ってきて、いろいろな人と話し合う中で少しずつ意識が変わった。

 ―ドラフトで指名されたらどんな選手になりたいか。
 吉田 U18(18歳以下日本代表)で初めて日の丸を背負ったが、いいピッチングができなかった。もう一度日の丸を背負って勝てるピッチャーになりたい。

 ―人生の転換期を迎えたこの数カ月間、どう感じて過ごしていたか。
 吉田 最初は甲子園を目指して、甲子園に出ているチームを追いかける立場だったが、勝ち上がっていく中で、追われる立場になった。自分たちのやることをしっかりやろうと思っていた。

 ―この数カ月で大きく変わったことは。
 吉田 甲子園前より、注目のされ方が変わったと感じる。周りの環境が変わったが、野球では今まで通りのプレーをしようと思っていた。

 ―意中の球団はあるのか。
 吉田 プロの世界に入れるのであれば、チームは関係ない。どのチームに行っても努力しようと思う。

 ―話し合いの中で、迷いはなかったか。
 吉田 客観的に自分を見た時に、自分がプロで通用するのかは不安だった。

 ―プロを目指すと決めた最大の要因は
 吉田 甲子園、U18、国体での経験が一番の決め手。

 ―吉田選手を目標にしている後輩たちへ。
 吉田 自分もしっかり努力するので、自分よりもいい選手になれるように頑張ってほしい。

 ―甲子園が終わり、校内での在校生の反応は。
 吉田 自分を気遣っていつも通りに接してくれた。ありがたかった。

 ―U18でつけた背番号16に対する思いは。
 吉田 今までつけたことがない数字だった。1番もいいと思ったが新鮮な気持ちだった。

 ―プロで希望の背番号はあるのか。
 吉田 プロ入りが決まったわけではないので、決まってからしっかり考えたい。

 ―秋田で野球をする子どもたちにアドバイスはあるか。
 吉田 目標を立てて、それに向かってどう努力すればいいのかと考えた結果、自分は変われた。目標を高く持って頑張ってほしい。

 ―プロ入りへの決断を決定づけた瞬間は。
 吉田 一つ決定的な理由があったわけではなく、全国や世界(U18アジア選手権)での一戦一戦の中で少しずつ気持ちが変わっていった。

 ―進学という選択肢がある中でプロ入りを目指す理由は。
 吉田 幼い頃から夢だったプロ野球選手になりたい気持ちが強かった。

 ―どんな方針や雰囲気の球団に行きたいか。
 吉田 野球に全力で取り組める場所に行きたい。

 ―プロで取りたいタイトルは。
 吉田 U18で苦い経験をしたので、もう一度日の丸を背負って勝てるようになりたい。

 ―プロを目指すに当たってチームの仲間にどんな声を掛けられたか。
 吉田 この会見までは誰にも進路は言ってなかった。「進路は関係なく、これからも応援するよ」と言われた。

 ―進路を決める際、後押ししてくれるような言葉で印象に残っているものはあるか。
 吉田 自分の思いを尊重してくれる方がたくさんいたので、その言葉が印象に残っている。

 ―4日にプロ志望を決めてから提出までに時間が空いた理由は。
 吉田 自分がどうなりたいかを考えて、将来についても考える時間をもらった。

 ―志望届を提出して気持ちに変化はあるか。
 吉田 厳しい世界なので覚悟していかなければならない。

 ―プロに入って勝負してみたいバッターは。
 吉田 プロ野球のバッターは全員すごいのでプロのバッターと対戦したい。

 ―自分の口から進路を表明してどう感じているか。
 吉田 今までよりも、もっと厳しい世界なので、もう一度気を引き締めて練習したい。

 ―U18のホテルの宿舎で(他の選手と)進路の話はしたか。
 吉田 特にしていなかった。

 ―(先にプロ志望届を提出した)明桜の山口(航輝)君とのやりとりはあったか。
 吉田 特になかった。

 ―吉田選手にとって野球はどんな存在か。
 吉田 人生の中で自分が一番打ち込んでいるので、一番好きなもの。

 ―「高卒即プロ入り」の選択肢が浮かんだのはいつか。
 吉田 甲子園から帰ってきてから。

 ―高校生活で転換点となった試合は。
 吉田 去年の秋田大会決勝。その試合に負けて新チームが始動し、自分たちが率先してやらなければならないという意識になった。自分で考えた練習をするようになった。

 ―「金農フィーバー」をどう感じていたか。
 吉田 U18や国体で訪れた宮崎、福井でも応援のメッセージをもらい励みになった。

 ―プロの世界でどんなピッチングで勝負したいか。
 吉田 自分の自信のあるストレートを磨いていきたい。

 ―先発や抑えなど希望はあるか。
 吉田 そこについては何も考えていない。

 ―最も憧れている選手は。
 吉田 1人に絞れないくらいすごい選手ばかり。全員が憧れ。

 ―メジャー(大リーグ)への思いはあるか。
 吉田 まだ考えていない。

 ―秋田大会が始まる前は進路をどう考えていたか。
 吉田 当時は大学進学を考えていた。