番楽やマタギ…根子の魅力一冊に 集落移住の写真家ら出版

お気に入りに登録
※写真クリックで拡大表示します
完成した「根子の本」を手にする船橋さん

 秋田県北秋田市阿仁の根子集落在住の写真家船橋陽馬さん(36)が、美郷町のデザイナー澁谷和之さん(38)と共同で、集落の住民や行事を紹介する「根子の本」を出版した。14日まで出版記念イベント「根子においで」を、船橋さんのアトリエ・根子写真館で開催している。

 根子集落はマタギ発祥の地として知られ、現在は60世帯132人が住んでいる。男鹿市出身の船橋さんはマタギの生き方にひかれ弟子入りしようと、2013年に移住してきた。

 出版のきっかけは、船橋さんが「ナベさん」と呼び、集落で親しくしていた渡部博義さんが16年4月に亡くなったこと。「自分に長男が生まれる時、ナベさんが『おまえの子どもは根子の宝だ』と喜んでくれた。自分を受け入れてくれたナベさんと根子に恩返しがしたかった」と語る。

(全文 943 文字 / 残り 603 文字)