「弥助そばや」ドリームリンクが商標取得 老舗の味、全国に

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弥助そばや定番の冷やかけそば。フノリを使い、こしがあるのが特徴だ

 外食チェーンのドリームリンク(秋田市、村上雅彦社長)は15日、創業200年のそば店「弥助そばや」(羽後町西馬音内)の商標を取得し、来年から県内外で分店を展開すると発表した。後継者がいない老舗の店名と味を受け継ぐとともに、名物として全国に広めたい考えだ。

 弥助そばやは江戸後期の1818年の創業。羽後町に本店、湯沢市に分店を持つ。本店は町内のそば店で最も古く、冷たい汁をかけた「冷やかけそば」が看板メニューとして親しまれている。

 商標の譲渡はドリーム社の村上社長(56)が、5年以上前に弥助そばや6代目の金昇一郎さん(75)に打診し、調整を進めてきた。その結果、来月1日付で商標権と乾麺の販売事業を取得することで合意した。羽後町の本店、湯沢市の分店はこれまで通り、金さんと弟が運営する。

 ドリーム社は「弥助そばや」の屋号で県内外に分店を展開する計画。来年夏には第1号店を秋田市のJR秋田駅西口に出店し、観光や出張で訪れた客らに老舗の味を提供する。手打ちそばのノウハウは、同社の社員が弥助そばや本店で修業するという。

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