「コメ収量少なく、小粒」農家落胆 農政局に実態把握要請へ

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本年産米を刈り取るコンバイン。農家からは不作を心配する声が聞かれる=今月4日、秋田市下新城

 「思っていたより収量が少ない」-。秋田県内のコメ農家から不安の声が聞かれる。農林水産省が発表した本県の2018年産米の作況指数(9月15日現在)は「やや不良」の98だが、収穫が進むにつれ、10アール当たり予想収量の560キロ(約9俵)を下回るとの見方も出てきた。JA秋田中央会はきょう19日、東北農政局秋田県拠点に実態の把握を求め、10月15日現在の作況指数に反映するよう要請する。

 本県の9月15日現在の作況指数が「やや不良」の98以下になったのは、「不良」の94だった2010年以来8年ぶり。作況指数は、交付金や来年産米の生産量の目安などの算定要素にもなる。

 「こんなに小粒だなんて。刈るまで夢にも思わなかった。コンバインがなかなか満杯にならず、がっかりだ」。大仙市四ツ屋の小松政芳さん(60)は肩を落とす。今年は稲の色味が良く、豊作を期待したが、収量は平年の8~9割。周囲でも収量の少なさを嘆く農家が多いという。

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