公共交通網どう維持 男鹿市、意見募り計画策定へ

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男鹿市内を走る路線バス。11路線のうち7路線を市が代替運行している
男鹿市内を走る路線バス。11路線のうち7路線を市が代替運行している

 秋田県男鹿市は本年度、市地域公共交通網形成計画の策定を進めている。アンケートや意見交換会で寄せられた市民の声を基に、来年度から5年間の計画をまとめる。主な公共交通である路線バスは民間会社の撤退が進んで市の代替運行が増加、維持費用が膨らんでいる。市企画政策課は「利用しやすい公共交通網の維持と、市の財政負担のバランスが大きな課題」としている。

 市内の路線バスは現在11路線。このうち民間会社が運行するのは4路線で、残る7路線は市が民間に委託して代替運行している。入道崎線(入道崎―湯本駐在所間)など4路線ではデマンド型(予約制)を取り入れている。

 2017年の路線バス利用者は約12万3千人で、この5年間で4分の1ほど減少。民間会社の路線撤退が続き、来年度は潟西南部線(若美支所―船越駅間)と船越線(船越駅―男鹿みなと市民病院間)を市が代替運行する予定となっている。市が昨年、路線バス維持にかけた費用は、代替運行の委託費を含め約1億4600万円に上った。

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