住民が団体設立、交通弱者を送迎 来春サービス開始目指す

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移動サービスの事業化を目指して準備を進める「おおだて福祉ねっと」代表の藤田さん
移動サービスの事業化を目指して準備を進める「おおだて福祉ねっと」代表の藤田さん

 公共交通網が不十分なため、高齢者や障害者などの移動手段を自分たちで確保しようと、秋田県大館市田代地域の住民11人が先月、任意団体「おおだて福祉ねっと」を立ち上げた。NPO法人に移行した後、来年4月から自家用車による送迎サービスを始める予定。代表の藤田三壽さん(65)は「移動手段を持たない高齢者は不便を強いられている。地域の交通弱者を救いたい」と話している。

 同ねっとが目指すのは、バスやタクシーなどの公共交通が十分でない地域で、国がNPO法人などに特別に運送を認める制度「公共交通空白地有償運送」に基づく移動サービス。藤田さんが中心となり、既に導入済みの上小阿仁村を視察するなどして、昨秋から準備を進めてきた。

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