寒風山の山焼き、来春再開目指す 男鹿市長が意向

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津田准教授やボランティアが参加した寒風山の山焼き実験=2017年4月22日
津田准教授やボランティアが参加した寒風山の山焼き実験=2017年4月22日

 2016年に廃止された秋田県男鹿市の寒風山(354メートル)の山焼きについて、菅原広二市長は2日、市が事務局となって新たな実行委員会を立ち上げ来年4月の実施を目指す考えを示した。同日夜、同市船川港船川のハートピアで開かれた講演会「寒風山の山焼きを考える」で明らかにした。

 寒風山は芝生に覆われた景観が特徴。昭和30年代後半まで麓の集落が農耕用牛馬の草刈り場として使い、春に野焼きをしていたとされる。農業の機械化が進んで採草地として利用されなくなり、雑木が茂って一部がやぶ化した。

 市は03年から関係団体と山焼きをしてきたが、実施時期の3月下旬~4月上旬は天候不良で中止になることが多く、実際に行えたのは03、04、08、14年の4回。消防や警察など大人数を動員しており、準備費用が無駄になるといった理由で16年に取りやめた。現在は草刈りで管理している。

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