能代厚生医療センターに呼吸器科医集約 医師会病院側は困惑

お気に入りに登録
※写真クリックで拡大表示します
能代山本医師会病院

 能代山本医師会病院(秋田県能代市桧山)の呼吸器外科医2人が来年4月から、能代厚生医療センター(同市落合)に移ることになった。医師の派遣元である秋田大胸部外科学講座の医局の判断。既に呼吸器内科がある厚生医療センターに集約することで、治療体制の充実を図る狙いがある。ただ、医師会病院は「減収になり、経営が厳しくなる」と頭を抱えている。

 呼吸器外科医2人の人事については、今月1日に能代市で開かれた県の地域医療構想調整会議で、医師会病院の幹部が明らかにした。

 医師会病院によると、呼吸器外科は2006年から医師2人体制で、1日平均の外来患者は約18人、入院患者は約15人。医師が不在になった場合、呼吸器外科の廃止を余儀なくされるとして、秋田大に対し時期を先延ばししてもらうことや、整形外科など患者ニーズの高い既存の診療科への医師派遣を求めたいとしている。

(全文 870 文字 / 残り 495 文字)