鳥インフルどう防ぐ 東北の飼育員、秋田市で勉強会

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シロフクロウの展示スペース前で、金網の上に網目の細かいネットをかぶせた野鳥対策の説明を受ける参加者
シロフクロウの展示スペース前で、金網の上に網目の細かいネットをかぶせた野鳥対策の説明を受ける参加者

 渡り鳥が多く飛来する時期に合わせ、東北の動物園など8施設の飼育員らが14日、秋田市浜田のあきぎんオモリンの森(大森山動物園、小松守園長)で鳥インフルエンザの勉強会を行った。2016年に同園で発生した事例を参考に、予防策や対処法について理解を深めた。

 勉強会には約30人が参加。同園の三浦匡哉園長補佐(47)が、16年の事例を説明。感染して死んだ2羽目のコクチョウについて写真を示しながら、「死ぬ前日にはくちばしに黒ずみがあった。当日の朝には水に頭を突っ込む異常行動もあり、感染を疑う要素はあった」と振り返った。

 その後、飼育員がわずかな異変を見つけただけで「感染したのでは」と疑心暗鬼になったため、食事量の減少や血便など、5項目の観察ポイントを設けたという。三浦園長補佐は「不安を抱くのは分かるが、検査を繰り返せば動物の負担になる。観察ポイントを設けたことで、検査する動物を絞ることができた」と話した。

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