墳墓とみられる遺構6基見つかる 大館市の片貝家ノ下遺跡

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 秋田県埋蔵文化財センターは16日、大館市比内町の片貝家ノ下遺跡(約6ヘクタール)で、墳墓とみられる遺構6基が見つかったと発表した。昨年度から本年度にかけて地中レーダー探査を行い、6基が遺跡の西部に集中していることを確認。これまでに竪穴建物跡や水田跡も見つかっており、同センターは「集落が墓域、居住域、耕作域に分かれていたとみられ、当時の景観がより具体的になる」としている。

 同センターによると、墳墓とみられる遺構は幅約1メートル、深さ約40~50センチの溝を円形に掘り、中央部分に土を盛って造ったとみられる。直径約13メートルが1基、同9メートルが4基、同6メートルが1基あり、墳丘の高さは当時の地表から50~60センチ。

 直径13メートルの遺構は、盛り土の中心に楕円(だえん)形に掘られた部分があり、溝の外側には平らに整地されたとみられる箇所がある。同センターは「楕円形の部分は埋葬場所、溝の外側の平らな部分は葬送儀礼の場だった可能性がある」とし、来年度以降も調査を続ける方針だ。

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