県民会館のピアノ、秋田南高と湯沢南中へ 授業や部活支える

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グランドピアノD―274は、秋田南高や同校中等部の音楽の授業で使われている
グランドピアノD―274は、秋田南高や同校中等部の音楽の授業で使われている

 5月末で閉館した秋田県民会館(秋田市)にあった2台のグランドピアノが、秋田南高校(同市)と湯沢南中学校(湯沢市)に引き継がれた。演奏会やコンサートで県民に長年親しまれてきた音色が、生徒たちの授業や部活動を支えている。

 秋田南高の音楽室。ピアノ伴奏に乗せ、中等部の生徒の歌声が響く。伸びやかで柔らかい音色を奏でるピアノは、半年前まで県民会館で使われていた。

 県民会館では、2台のグランドピアノが数々のステージを彩ってきた。県は1990年、スタインウェイ社製の「D-274」を1255万円で購入。翌91年にはヤマハ製の「CF3-S」(714万円)を加えた。

 名器として知られるD-274は主にプロ奏者のコンサートや演奏会で使われ、世界的ピアニストのウラディーミル・アシュケナージさんも弾いたことがある。CF3-Sは中高生の吹奏楽部の定期演奏会や合唱コンクールで使用されてきた。

 県民会館跡地に整備する新文化施設でも2台を継続的に使用する場合、県は大規模な修理が必要になると判断。新文化施設向けに新たなピアノを購入し、2台は譲渡することにした。

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