小水力で地域活性化を 鹿角、地場企業で県内初の発電所建設

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小水力発電所の工事現場に立つ西村社長。「川の水が澄んでいると流量が安定し、効率的に発電できる」と話す=鹿角市花輪字近江谷地
小水力発電所の工事現場に立つ西村社長。「川の水が澄んでいると流量が安定し、効率的に発電できる」と話す=鹿角市花輪字近江谷地

 秋田県鹿角市十和田大湯の西村林業(西村公一社長)が、同市花輪の間瀬川で小水力発電所(最大出力49キロワット)の建設を進めている。県によると、地場企業による水力発電は県内で初めて。収益を林業に充てる地域循環型の事業を目指す。西村社長(44)は「再生可能エネルギーは、やり方次第で地域の資源をお金に換えるシステムになる。小水力の普及に向けたモデルとし、地域活性化につなげたい」と話している。

 建設地は近江谷地地区の間瀬川沿い。送水管を約500メートルにわたり埋設し、取水口から発電所へ水を引き込む。総落差は11メートル。8月に工事を始めており、来年3月完成、4月稼働を目指す。水車は欧州のメーカーに特注。代理店を介さず直接取引することで、購入価格を抑えたという。総事業費は約1億5千万円。

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