風車、立地適否を地図に にかほ市、生活や景観の悪影響防ぐ

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山間部に林立する風力発電用の風車=にかほ市小国
山間部に林立する風力発電用の風車=にかほ市小国

 秋田県にかほ市は本年度から、風力発電用風車の立地の適否を地図上に示す「ゾーニング」の実証事業を行っている。生活環境や景観への悪影響を防ぎ、適地への建設を推進する狙い。事業は3年計画で、2020年度には地図を公表する見込みだ。

 実証事業は環境省の委託により、年当たり約3千万円の予算で市が実施する。風車の立地に適した土地かどうかについて、風力や景観などの観点から調査して地図に記す。先月下旬に委託業者を選定し、現地調査を開始した。来月には県内外の有識者でつくる協議会を開く。

 市まちづくり推進課によると、10月末現在、市内で稼働している風車は、出力20キロワット以上の大型20機、20キロワット未満の小型12機の計32機。市民からは「風車への落雷で地面を電流が伝い、工場の機械に狂いが生じた」「国定公園の豊かな景観が侵されている」などの声が寄せられている。

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