風致地区の規制、地上イージス配備にどう影響 市と協議必要

お気に入りに登録
※写真クリックで拡大表示します

 迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」(地上イージス)の配備候補地である秋田市の陸上自衛隊新屋演習場は、市が指定した風致地区の中にある。一帯は景観などへの配慮が必要とされており、建物の建築は条例で規制されている。これが地上イージスの配備計画に影響を与えるのかどうか、見方はさまざまだ。

 今月中旬の衆院安全保障委員会。本県の寺田学衆院議員(無所属・比例東北)は、新屋演習場が市の風致地区にあることを挙げ「市長と協議しなければ工事はできない」と防衛省側に迫った。同省の西田安範整備計画局長は「市との協議に向けて調整することになる」と答弁。岩屋毅防衛相も「協議が必要」との認識を示した。

 風致地区の指定は市街地近郊の自然景勝地や史跡、水辺などの環境を維持することが目的。秋田市は市内9地区を指定しており、自然や景観の重要性から第1~3種に分けている。地区内では建物や工作物の建築、宅地造成、木の伐採などが制限され、建築物の形状やデザインは、周囲との調和も求められる。

(全文 1063 文字 / 残り 630 文字)