産業ロボの多様化進む 県内、産学官が知恵出し合う

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五洋電子が導入している双腕型ロボット
五洋電子が導入している双腕型ロボット

 秋田県内製造業の生産現場で、産業用ロボットで作業を自動化、効率化しようとする動きが目立つようになってきた。各社は生産性向上や品質管理、人手不足解消などさまざまな課題の解決に向けてロボットの活用を模索。今月19日には企業と研究機関による「ロボット技術研究会」が発足し、産学官連携の取り組みも動きだした。

 少子高齢化を背景に、産業の中核人材となる生産年齢人口(15~64歳)の減少が続いている。そうした中、人手を補うロボットの活用は製造、農業、医療、介護、建設などさまざまな業種で注目されている。産業用ロボットは、決まった動きを繰り返す一般的な機械と異なり、プログラミングによって動作を多様化できるのが特徴だ。

 県産業技術センターによると、10年ほど前は県内製造業20~30社がロボットを導入し、溶接や部品の搬送が主な用途だった。近年は中小企業がロボットを活用するようになっており、導入済み企業は少なくとも50社程度ある。用途も多様化し、ロボット導入に関心を持つ企業も増えているという。

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