木造船、本県漂着急増 北朝鮮漁船か、県警や海保は警戒強化

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秋田市浜田の海岸に漂着した木造船を調査する秋田海上保安部の職員=12日午後2時ごろ
秋田市浜田の海岸に漂着した木造船を調査する秋田海上保安部の職員=12日午後2時ごろ

 秋田県沿岸で木造船や船の一部とみられる木片の漂着が相次いでいる。今年は10月まで8件だったが、11月は6日から28日までに19件と急増。船体や木片にはハングルなどが書かれ、北朝鮮から来たとみられる。日本海沿岸に吹く季節風が強まれば、さらに漂着が増える可能性があるとして、県警や秋田海上保安部は警戒を強めている。

 「今年も漂着船が来たか」―。今月12日午後2時ごろ、秋田市新屋に住む男性(76)は浜辺でため息をついた。視線の先には転覆して波打ち際に漂着した木造船1隻があった。全長約11・9メートル、幅約2・4メートル、高さ約1・4メートル。同日昼前、浜田浜海水浴場の北約1キロで見つかった。発見時に船は無人で、誰かが上陸した形跡はなかったが、男性は「『いつか上陸するかも』と思えば不安」と話した。

 その後、木造船は17日に男鹿市、23日はにかほ市、24日には八峰町にも漂着。28日は秋田、由利本荘両市で木造船が1隻ずつ見つかり、由利本荘市の2カ所に木片が漂着した。

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