減反廃止の現場(4)激化する産地間競争 需要維持へ戦略必要

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家庭内、中・外食のコメ消費の割合
家庭内、中・外食のコメ消費の割合

 ゆめぴりか(北海道)、青天の霹靂(へきれき)(青森)、つや姫(山形)―。2018年の主食用米の産地銘柄数は795に上り、ここ10年で1・5倍に増えた。減反廃止を受け、消費者ニーズを取り込もうと各産地はしのぎを削る。弁当や総菜など、市場が拡大する中食、外食産業の需要取り込みも活発化。本県産米に対する市場からの評価は高いものの、激化する産地間競争の中で存在感を維持するには、さらなる戦略が必要だ。

 市場が飽和状態と言われるのが家庭消費用のブランド米だ。日本穀物検定協会(東京)が17年産米「食味ランキング」で最高評価の特Aに格付けしたのは、過去最多の43銘柄。特Aランクを設けた1989年の3・3倍に上った。

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