どう生かす秋田杉(7)オール秋田で団結を

お気に入りに登録
※写真クリックで拡大表示します
大型木質建材のCLTを床材に使った橋の架橋=2月、秋田市雄和・国際教養大近くの森林
大型木質建材のCLTを床材に使った橋の架橋=2月、秋田市雄和・国際教養大近くの森林

 本県の木材産業は製材、合板、集成材、チップ、バイオマスと業種がそろっている。原料となる秋田杉も蓄積量が全国一と豊富だ。こんなに条件が整っているところは全国でもあまりない。あとは関連団体がどう連携・団結し、好条件を生かしていくかだ―。

 県内の林業・木材産業関係者は行政を含めて、認識がほぼ一致している。この連携・団結をどう具体化していくか。有力なのは関連団体・関係者が一堂に会し、腹を割って具体策を検討する「オール秋田会議」をつくってはどうかという提案だ。「県素材生産流通協同組合」(県素流協)と「県木材産業協同組合連合会」(県木連)が初めて設けた連携協議会がその糸口となる可能性もある。

(全文 899 文字 / 残り 605 文字)

【メモ】

 木材高度加工研究所(木高研)は1995年4月、県立農業短大付属木高研として設立された。本県の木材産業を「資源依存型」から「技術立地型」に転換するのが目的。99年の県立大の開学に伴い、同大付属に変更。日本の大学付属機関としては「木材」を冠した唯一の研究所。

この連載企画の記事一覧