1~11月の死亡火災「警報器なし」半数超 設置率伸び悩み

お気に入りに登録
※写真クリックで拡大表示します
 今年1月、秋田市で発生した住宅火災。冬期間は火災が増えることから、県や消防は警報器の設置を呼び掛けている
今年1月、秋田市で発生した住宅火災。冬期間は火災が増えることから、県や消防は警報器の設置を呼び掛けている

 秋田県内で今年1~11月に発生した住宅の死亡火災11件(死者11人)のうち、少なくとも6件で住宅に火災警報器が設置されていなかったことが、各消防本部への取材で分かった。住宅用火災警報器の設置は消防法で義務付けられているが、全世帯に行き渡らず、設置率が伸び悩んでいる状態。暖房器具を使う冬期間は火災が増えることから、県や消防が設置を呼び掛けている。

 今年1月、秋田市広面のアパートの1室で住人が就寝中、警報器が作動した。音声に気付いた隣人がいち早く110番。警察や消防が駆け付けると、室内の石油ストーブが不完全燃焼を起こし、煙が充満していた。通報が遅ければ死亡火災につながる可能性もあったという。

(全文 1092 文字 / 残り 794 文字)