「気軽に外出」「積雪待ち」… 暖か師走に歓迎、焦り交錯

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「13度」を示す道路の気温表示=4日午後0時2分、秋田市八橋
「13度」を示す道路の気温表示=4日午後0時2分、秋田市八橋

 12月に入っても秋田県内のほとんどの地域では道路に雪がない。南から暖かい空気が流れ込んだ4日の最高気温は、豪雪地帯の湯沢市湯ノ岱で17・3度、寒冷地として知られる鹿角市八幡平でも14・3度と、ともに10月中旬並み。この2地点を含む6地点で12月の観測史上最高を記録した。暖冬傾向を歓迎する人がいる一方、積雪を待ち望むスキー場関係者からは焦りの声が上がる。

 秋田市のJR秋田駅前では日中、コートを持ち歩く学生やスーツ姿の会社員が多く見られる。「寒さを気にせず気軽に外出できる。この暖かさが続いてほしい」。晴れた3日にJR秋田駅前を歩いていた同市中通の女性(66)は、この時期にしては薄手のコートに身を包んで話した。

 県内のスキー場でトップを切り11月22日にオープンした鹿角市の秋田八幡平スキー場は、積雪が少なく滑走できない状態が続く。通常60センチほど積雪があれば滑走可能になるが、4日現在15センチ。平日は休業せざるを得なく、土・日曜日はレストハウスのみ開いている。運営会社の浅石敦幸代表(63)は「問い合わせの電話が多く、もどかしい日々」と漏らす。

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