カードすり替え窃盗が急増 封筒使う新手口、注意を

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 警察官や金融庁職員に成り済ました男にキャッシュカードを盗まれる被害が、秋田県内で相次いでいる。カードを偽物とすり替えて持ち去る手口。容疑は窃盗罪に当たるが、特殊詐欺グループが考えた新たな手口とみられる。全国的に急増中で、今後さらに被害が増える恐れがあるとして、県警が注意を呼び掛けている。

 「あなたの情報が詐欺犯の名簿に載っている。キャッシュカード(の使用)を止めなければ被害に遭う」―。先月28日、大館市の80代女性宅に金融庁職員を名乗る男から電話があり、直後に警察官をかたるスーツ姿の男が現れた。男は持参した封筒に、暗証番号を書いたメモをカードと一緒に入れて封をするよう指示。女性が封筒に印鑑を押した後、男は「数日間、封筒を厳重に保管して」と告げて立ち去った。

 女性が翌日、封筒の中身を確認すると、入っていたのはキャッシュカードではなく、ポイントカード。前日、印鑑を用意しようと女性が男の近くを離れた隙に、封筒をすり替えたとみられる。急いで口座を確認すると、300万円が引き出されていた。

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