風車巡る質疑、市民が注視 由利本荘市、市側答弁に不満も

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 傍聴席を埋めた市民ら
傍聴席を埋めた市民ら

 秋田県由利本荘市の沖合や陸上で民間事業者が計画している風力発電用風車の建設に、市民の関心が高まっている。市議会12月定例会は6日、一般質問が行われ、傍聴席(50席)には約40人が詰め掛けた。計画反対の立場の2氏が事業者への対応を尋ねたのに対し、市は従来と同じ「地域住民、事業者、市の3者の相互理解が重要」「事業者には適切な対応を求めていく」との答弁にとどまり、傍聴者は物足りなさを感じたようだ。

 「環境に優しいクリーンなエネルギーで地域活性化、観光振興にもつながるというのは、風力発電の神話だ。今後も市長は導入を強力に推進するのか」。今野英元氏(社民)はこう切り出した。

 引き続き、再生可能エネルギー発電事業のレノバ(東京)などが同市沖で計画する洋上風力発電所建設に言及。先月8日と今月4日に事業者が開いた住民説明会で配布された資料の超低周波音に関するデータに疑問を呈した。

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