阿武町の選択(上)反対表明 住民の不安に応える

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むつみ演習場
むつみ演習場

 防衛省が迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」(地上イージス)の配備を計画している秋田市の陸上自衛隊新屋演習場と、山口県萩市、阿武町にまたがる陸自むつみ演習場。6月に関係自治体へ配備方針が伝えられて以来、受け入れ可否について唯一態度を明確にしたのが阿武町だ。首長と議会が9月議会でそれぞれ反対姿勢を示した。決断の背景を探った。

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 「町民の安全安心を脅かすものを排除するのが町長の務め。むつみ演習場への配備に反対する」

 阿武町の9月議会最終日の9月20日、花田憲彦町長は全町議8人が出席する本会議でこう明言した。防衛省が10月以降の適地調査に向け、入札手続きを進めるさなかだった。調査の結果を待つことなく町の判断を示した。

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