阿武町の選択(中)住民の思い 地元理解、置き去りか

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阿武町側からのむつみ演習場入り口
阿武町側からのむつみ演習場入り口

 山口県阿武町の花田憲彦町長と町議会は9月、迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」(地上イージス)を陸上自衛隊むつみ演習場(同町、萩市)に配備する防衛省の計画に対し、明確に反対を表明した。配備後の生活に不安を抱える町民の思いを重視した判断だった。一方、防衛省による一連の演習場での適地調査は10月に始まり、その後も着々と進行している。

 演習場から西に約800メートルに位置する宇生賀(うぶか)中央集落(54世帯)。自治会長の吉岡勝さん(65)は「町が受け入れ反対を表明した後、防衛省の職員が水の調査をさせてほしいと自宅に来た。地元は反対だから調査しなくていいと言ったのだが、どんどん進んでいく」とため息をつく。

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連載企画:地上イージス 阿武町の選択

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