阿武町の選択(下)花田町長に聞く 生活影響ない場所を

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花田憲彦町長
花田憲彦町長

 迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」(地上イージス)の配備候補地がある自治体で唯一、山口県阿武町が配備に反対している。花田憲彦町長に、反対表明した理由などを聞いた。

 ◇  ◇

 ―なぜ反対したのか。

 「町として移住者の受け入れに力を入れる中、複数の移住者から『地上イージスが配備されれば私の思っていた阿武町ではなくなる』との声が寄せられた。レーダーが発する電波の影響といった科学的な説明で解決できる問題ではない。国がいくら調査しても『地上イージスは嫌だ』という町民の思いは変わらない。議会も9月定例会で反対の請願書を採択する方向だった」

(全文 1165 文字 / 残り 894 文字)

【はなだ・のりひこ】

 55年阿武町生まれ。広島大中退。76年町役場入り。経済課長、企画課長などを歴任し、総務課長だった16年3月末で定年退職。17年4月の町長選に出馬し、無投票で初当選。現在1期目。

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