秋田市最古のれんが建物、移設保存へ 横町通りの旧大島商会

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市に寄贈される見込みとなった旧大島商会店舗
市に寄贈される見込みとなった旧大島商会店舗

 秋田市大町6丁目の横町通り沿いに立つ国登録有形文化財「旧大島商会店舗」が市に寄贈される。建物は、道路の拡幅工事に合わせ所有者が引き取り手を探したが難航していた。一時は解体される可能性もあったが、市内に現存する最古のれんが建造物として市が移設し、保存活用を目指すことになりそうだ。

 店舗は1901年に県内初の百貨店「大島商会」として誕生。幅9メートル、奥行き7メートルの総2階建てで、2000年に国有形文化財となった。

 現在の所有者で、同市保戸野で菓子店を営む塚本清さん(70)によると、今年5月、市に寄贈することを決め、県を通じ意向を伝えた。「歴史ある建物なので、恒久的に町の中に存在し続けるべきだ。市が管理してくれれば、整備も行き届くだろうし一安心」と胸をなで下ろす。

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