かづの牛、GI登録を申請 振興協議会、ブランド力向上期待

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県畜産農協鹿角支所の事務所に飾られている「かづの牛」のポスター。ヘルシーな赤身肉を売りにしている
県畜産農協鹿角支所の事務所に飾られている「かづの牛」のポスター。ヘルシーな赤身肉を売りにしている

 ヘルシーな赤身肉が特長の日本短角種「かづの牛」が、農林水産省の地理的表示(GI)保護制度への登録を目指している。秋田県鹿角市と小坂町の畜産団体や行政でつくる「かづの牛振興協議会」が、21日付で申請書を提出した。畜産物の申請は県内で初めて。協議会は登録によるブランド力向上に期待を寄せる。

 協議会によると、藩政期に南部藩で物資運搬のために飼われていた南部牛が、かづの牛のルーツとされる。明治期にショートホーン種と掛け合わせる品種改良がなされ、食用として普及した。

 昭和後期には、鹿角市と小坂町の飼育数が約3千頭に上ったが、黒毛和種の台頭などにより減少した。近年は消費者の健康志向が追い風になり、行政が地域のブランド産品として増頭を支援。肥育牛は約10年前から増加に転じ、本年度は繁殖牛と合わせて約370頭が飼育されている。

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