小学校から動物消える 飼育は6校のみ、鳥インフルなど影響

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秋田市内の小学校に残る動物小屋跡。今は物置として使われている
秋田市内の小学校に残る動物小屋跡。今は物置として使われている

 秋田県内の小学校でウサギやニワトリなどを動物小屋で飼育する学校が減っている。かつて生活科などの授業の一環として多くの学校で飼っていたが、現在は199校のうち、飼育しているのは6校と全体の約3%にすぎない。鳥インフルエンザの影響や飼育の負担の回避が減少の要因。一方で、別の形で動物と触れ合う機会を設けたり、飼育を再開したりする学校もあり、動物を通じて命の大切さを学ぶ場を提供している。

 「昔はどこの学校でも、ウサギやニワトリを飼っていたんだけどね」。秋田市のある小学校の50代男性教頭はこう話す。

 この小学校には、玄関脇に2004年ごろまで使っていた高さ3メートル、広さ4畳半ほどの動物小屋が残る。今ではウサギやニワトリがいた面影はなく、物置小屋として使われている。児童たちは動物小屋だったことを知ると「本当に?」と驚いていた。

 秋田魁新報社が県内の小学校199校に取材したところ、動物小屋やケージでウサギなどを飼育しているのは6校のみ。動物小屋が残っているが、今は何も飼っていない小学校は22校あった。

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