花王が美容向け人工皮膚 化粧品売り場で展開へ

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肌の表面から薄い膜状の人工皮膚を剥がす様子
肌の表面から薄い膜状の人工皮膚を剥がす様子

 花王は29日、肌の表面に薄い膜を作る「人工皮膚」の技術を美容目的に応用した新商品を2019年に投入する方針を明らかにした。化粧品やスキンケア用品を膜の上から塗ると均一に浸透し、肌のしみやしわを自然と隠せるという。カウンセリングを行う百貨店などの化粧品売り場での展開を図る。

 沢田道隆社長は共同通信のインタビューで「従来の延長線ではなく、革新的な技術で化粧品を大きく変えたい」と強調した。

 新技術は「ファインファイバー」。髪の毛の100分の1程度の細い繊維を専用機器で肌に吹き付けると、薄く柔らかい皮膚状の膜を形成する。紙おむつ用の不織布を作る技術を生かした。