ユネスコ遺産・ナマハゲ雄たけび 大倉地区では復活【動画】

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雄たけびを上げながら子どもに近づく大倉地区のナマハゲ
雄たけびを上げながら子どもに近づく大倉地区のナマハゲ

 12月1日に国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録された民俗行事「男鹿のナマハゲ」(国重要無形民俗文化財)が31日夜、男鹿半島一帯の各集落で行われた。ナマハゲは災厄を払い、幸福をもたらす歳神(としがみ)とされる。男鹿市脇本富永の大倉地区では6年ほど前に中断した行事が復活。20~30代の8人がナマハゲとなって家々を回った。

 大倉地区のナマハゲは、若い世代や迎え入れる家の減少により中断していたが、1年ほど前から町内会が住民アンケートを行い復活を模索。30代の3人が実行委員会をつくり、町内会と協力して実施することを決め、準備を進めてきた。

 午後5時半すぎ、ナマハゲは大きな赤と青の面に稲わらで作った衣装「ケデ」を身に着けて三嶋神社を出発。二手に分かれて地区内を回った。「まめにしてたが」「いい子にしてたが」と雄たけびを上げて家に上がると、住民たちは「いいナマハゲだ」「よく来た」などと言って出迎えた。

 吉田金樹さん(64)宅では、青森県弘前市から訪れた孫の芽唯(めい)さん(8)も一緒にお膳の前でナマハゲを待った。芽唯さんは「初めて見た。目の玉がすごく大きい」と驚いた様子。金樹さんは「ナマハゲが来てこそ男鹿の正月。若い人たちを中心に続けてほしい」と話した。

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