時代を語る・浅利京子(17)名付け親は小畑知事

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名前をくれた小畑知事と(中央)=昭和50年代
名前をくれた小畑知事と(中央)=昭和50年代

 昭和36(1961)年、舞妓(まいこ)になって3年が過ぎ、この頃の私は早く芸者になりたいと思うようになりました。舞妓って地毛で日本髪を結うので、普段から目立つんですよ。当時の川反の舞妓は2年半後か3年ぐらい後に芸者になっていたので、33年5月に舞妓になった私は、遅くとも36年の秋には芸者になるんだと思っていました。

 36年の春だったかな。あるお座敷で小畑勇二郎知事(当時)にお会いした時も、つい「秋に芸者になるんです」と言ってしまったんです。そしたら知事は「あなたが芸者になったら川反に舞妓がいなくなる。10月に秋田国体があるからもう少し我慢してくれ」と言うんですね。返答に困っていると「若勇の名前を付けたのは俺だから、1回ぐらい頼みを聞いてくれ」と言うので驚きました。

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