美郷町で上海ガニ養殖 龍角散・東京生薬協、キトサン研究へ

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脱皮後の殻について研究が進められる上海ガニ
脱皮後の殻について研究が進められる上海ガニ

 東京生薬協会(会長=藤井隆太・龍角散社長)と龍角散が、秋田県美郷町で上海ガニ(チュウゴクモクズガニ)の殻の研究に乗り出した。上海ガニを使った研究は国内初。町内で養殖し、脱皮後の殻から抽出される物質「キトサン」について調べる。キトサンは疲労回復や老化防止に効果があるとされ、新たな商品開発や利用方法の考案につなげたい考えだ。

 キトサンは、エビやカニなど甲殻類の殻に含まれる動物性食物繊維「キチン」を化学的に加工した物質。医薬品や健康食品に使われている。

 国内で上海ガニを使った研究は前例がないため、含有物質の種類や量を他の甲殻類と比較して実用性を検証しようと、2017年から養殖の計画を進めていた。

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