お墓がない…気付けば分譲地に 「無縁」とみなし無断撤去

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 先祖代々の墓がいつの間にか無くなった―。秋田市内の寺に無断で墓を改葬(撤去)されたとして、神奈川県に住む縁故者の男性が困惑している。寺は不手際を認めて墓の建て替えを申し出たが、男性は「遺骨も無くなり、親族に説明がつかない」と受け入れられない様子。識者は「少子化で、跡継ぎが先祖の墓を守る仕組みが揺らいでいる。こうしたトラブルは増える恐れがある」と警鐘を鳴らす。

 男性によると、寺側は必要な手続きをしたとし、当初は管理料が未納だったと説明。しかし、この寺と関係が深い別の寺に男性が毎年管理料を送金していたことが分かり、寺側は「管理料として送られていたと知らなかった」などと男性に釈明したという。寺側は取材に対し、「問題ないと思っていた」と答えた。

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