産地偽装、外国産マグロを「国産」 横手の水産卸

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マグロを産地偽装し納入した「横手水産物地方卸売市場」=横手市卸町(画像の一部を加工しています)
マグロを産地偽装し納入した「横手水産物地方卸売市場」=横手市卸町(画像の一部を加工しています)

 秋田県横手市の水産物卸会社「横手水産物地方卸売市場」が、一昨年8月下旬から半年余り、外国産マグロを「国産」と偽り、県南のスーパー1店に納入していたことが12日、分かった。スーパーは産地偽装に気付かず、同社から偽装を知らされた昨年3月初めまで「国産」として販売した。秋田魁新報社の取材に対し、同社の和泉健一社長は「販売実績を上げようと担当社員が個人的に不正をした」とし、組織的な関与は否定した。

 同社によると産地偽装をしたのは、いけすで育てた「畜養」と呼ばれる生鮮クロマグロ計約3・2トン。メキシコ近海で捕獲した幼魚を現地で一定期間飼育した。同社の営業部の担当者が「国産の畜養」と納品伝票を偽造して計52回納入した。産地の適正表示を義務付けた日本農林規格(JAS)法違反の疑いもある。

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