五穀豊穣願い「鳥追い」「小屋焼き」 にかほ市象潟

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太鼓を打ち鳴らして歩いた「鳥追い」
太鼓を打ち鳴らして歩いた「鳥追い」

 国重要無形民俗文化財に指定されている秋田県にかほ市の「上郷の小正月行事」のうち、「小屋焼き」と「鳥追い」が15日、同市象潟町の横岡地区で行われ、地区住民が悪疫退散や五穀豊穣を祈った。

 「小屋焼き」は、竹や木の骨組みにわらを掛けて建てた「サエの神小屋」に火を付ける行事で、この日午前8時ごろに始まった。前もって集落の出入り口4カ所に建てた高さ約2メートルの小屋に火を放つと、わらがパチパチと音を立てて燃え上がった。近くの住民は昨年使ったお札などを持ち寄り、火にくべた。

 夕方からは、中学生以下の男子が太鼓をたたいて集落を回る「鳥追い」が行われた。3回に分けられ、このうち2回目の「二番鳥」では、あいにくの雨の中、20人ほどの子どもたちが太鼓のリズムに合わせて「餅くれ」と唱えながら集落を練り歩いた。

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