時代を語る・浅利京子(28)お座敷離れ止まらず

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芸者時代=昭和58年、あきたくらぶ
芸者時代=昭和58年、あきたくらぶ

 昭和47(1972)年に川反に戻ってからは、自前の芸者として仕事をしていました。稼ぎを置き屋に渡していた「抱え」の頃とは違って、お座敷に出れば出るほど身入りが増えるわけですが、残念ながらもうそんな時代じゃなかった。お座敷自体が年々減っていたんです。

 「お座敷離れ」を感じるようになったのは50年代に入ってからだね。舞妓(まいこ)時代は、朝昼晩と1日3回出ることもあったけど、午前中のお座敷はほぼなくなりました。夜のお座敷はありましたけど、時間が短くなってね。以前は3時間ぐらいが普通でしたけど、この頃は2時間半とか2時間になったんですよ。

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