自然素材の「くん炭ボード」増産へ 横手市の「工房成瀬」

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くん炭ボードを手にする藤原社長。左下は県産和紙を貼ったボード
くん炭ボードを手にする藤原社長。左下は県産和紙を貼ったボード

 秋田県横手市増田町の住宅建材製造「工房成瀬」(藤原六郎社長)が、14年前に開発した住宅用断熱材「くん炭ボード」の増産に力を入れている。健康や環境に配慮した住宅への関心が高まる中、自然素材のみを使ったくん炭ボードの需要は増加傾向にある。現在5千枚の年間生産量を14倍の7万2千枚に増やし、受注に対応したい考え。工場増設も計画している。

 くん炭ボードは、建材や家具などから化学物質が揮発して引き起こすシックハウス症候群が問題化したのを受け、人体や環境に優しい住環境を提供しようと2005年に開発した。

 地域で排出されるもみ殻や廃材を使用。もみ殻はいぶして炭化させ、藤原社長(67)が栽培するクワ科の植物コウゾや製材所から集めた杉の樹皮などと一緒に釜で煮る。その後、プレス機で縦約180センチ、横約90センチに成形、乾燥させて完成する。

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