シリア難民と交流「支援の輪広げたい」 教養大の西村さん

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現地での生活を振り返る西村さん
現地での生活を振り返る西村さん

 国際教養大1年の西村夏泉(なつみ)さん(19)=札幌市出身=が、イタリア南部のカミーニで暮らすシリア難民を支援している。大学入学前の昨年6~9月に現地の非政府組織(NGO)でボランティアをした時に出会った一家に、自費で衣服を送るなどしている。「アラブ圏の大学に留学して現地の人の考えに触れ、支援拡大につなげたい」と話す。

 西村さんは高校生の頃、図書館でシリアの現状を伝える本を読み、難民問題に関心を持った。中学時代に不登校の時期があり「家や家族、自由も奪われた人々を見て、居場所を失うつらさに共感した」と振り返る。

 高校卒業前の約3カ月間、北海道の難民支援団体に所属し、難民の現状を伝え寄付を募る活動に携わった。難民と会って実態を知りたいと考え、昨年6月、知人に教えてもらったカミーニに渡った。

 現地で散策中に出会ったのが、草むらで遊んでいたシリア難民のガザーナさん(9)、アーリャさん(7)姉妹。現地のNGOでボランティアを始めて1週間たち、難民と触れ合う機会がほとんどないことを物足りなく感じだした頃だった。

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