巡視船「しんざん」解役式 30年間海の安全守る【動画】

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引退する巡視船「しんざん」の船名をペンキで消す職員
引退する巡視船「しんざん」の船名をペンキで消す職員

 秋田海上保安部で18年間活動した巡視船「しんざん」(約180トン)が28日、引退を迎え、秋田市の秋田港で解役式が開かれた。乗組員や職員ら約60人が参列し、他地域を含め約30年にわたり海上の安全確保を担った労をねぎらった。

 しんざんは山口県下関市で建造され、1988年9月、「みはし」として島根県に配備された。山口県、新潟県を経て2001年1月に秋田海保の所属となった。「しんざん」は男鹿市の真山に由来し、本県沖での水難事故者救助や漂流木造船への対応に活用されてきた。

 式では秋田海保の真崎和彦部長が「長年にわたり地域住民に親しまれ、現場の最前線で活躍してきた勇姿を忘れない」と述べた。出席者全員が敬礼し、乗組員が船に掲げていた国旗と海上保安庁旗を降ろし、甲板に献酒した。船首に書かれた船名をペンキで消し、式を締めくくった。

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