遠い風近い風[天野正道]感無量の「冬の管」

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 前回このコラムで宣伝させていただいた「アトリオン音楽ホール開館30周年記念ウィンド・アンサンブル 冬の管~秋田ゆかりの奏者たちによる吹奏楽の祭典~」(1月20日)は、おかげさまで満員御礼の大盛況で終えることができた。秋田出身のプロとセミプロが結集した1回限りのオーケストラだったが、本番は素晴らしい演奏だった。心から思った次第である。

 往々にして、このような寄せ集めのオーケストラの本番は、ほぼリハーサルと同程度の仕上がりになるもの。だが今回はその“常識”を破り、リハーサルとはまるで別のオーケストラと思えるほどの見事な仕上がりだった。

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