時代を語る・西木正明(22)才能ピカイチの野坂
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平凡出版にいた頃はすごい才能の持ち主と巡り会っているんです。その1人が加納典明。私が平凡パンチのグラビアを担当していた頃、編集長が「フリーのカメラマンにヌードを撮らせてみよう」と言うんで、カメラ雑誌なんかを調べて腕の良さそうな人を探したんです。
そしたら、真っ赤な葉っぱの上に小さな虫がちょんと乗った印象的な写真を撮った男がいたんです。色使いがすごく良かったんで「こいつはいける」と確信しました。それで会ったのが加納です。ところが生意気でね。「俺にオファーするなら友人も一緒に使え」と言うんです。誰かと思ったら、これまた俺が目を付けていた長濱治というカメラマン。すぐに2人まとめて面倒を見ることにしたんです。
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