時代を語る・西木正明(24)自宅は毎晩「梁山泊」
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私と妻の桑原幸子は結婚前から、東京・赤坂のTBS裏のマンションに住んでいました。渡り廊下の先に西城秀樹、その下のフロアには五月みどりがいたし、うちの隣には島倉千代子がいてね。近所の酒屋さんから「お宅のマンションには芸能人とヤクザしかいねえな」なんて冗談交じりに言われたもんです。
出版社の退社時間なんて当時、あってないようなもの。私が帰宅するのはいつも日付が変わった頃でした。真夜中にエレベーターを降りた瞬間、われわれが住んでいた8階が騒々しかったんです。何かと思って自宅のドアを開けると、広くもない部屋に20人ぐらいがひしめいてがやがやと酒を飲んだり、マージャンやったり、エロテープ見たりともうめちゃくちゃ。
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