あきた平成から新時代へ:市町村合併 生みの苦しみ、曲折も

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合併協定書に調印後、寺田知事(当時、中央)とともに郡市一体をアピールする横手平鹿の首長8人。4日後、増田、雄物川両町議会は合併議案を否決した=2004年11月4日
合併協定書に調印後、寺田知事(当時、中央)とともに郡市一体をアピールする横手平鹿の首長8人。4日後、増田、雄物川両町議会は合併議案を否決した=2004年11月4日

 「起立少数であります。よって本案は…」

 2004(平成16)年11月8日、当時の増田、雄物川両町議会は、横手平鹿8市町村が翌05年3月に合併して新「横手市」になる市町村廃置分合議案をそれぞれ否決した。8首長がそろって合併協定書に調印してわずか4日後のことで、地域に衝撃が走った。直前の11月1日に県内の合併第1号として美郷町が誕生したのとは対照的だった。

 旧増田町職員が振り返る。「横手市にのみ込まれるという懸念があり、抵抗感が拭えなかったのだろう」

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